凛とした空間
2009年 04月 28日
一衣舎春展に行ってきました。
最寄り駅は西荻窪で、そこからタクシーで10分ぐらい。
西荻窪なんてほとんど行ったことないので新鮮。
建物は本覺山妙壽寺にあります。
一衣舎は着物の仕立屋さんで、一緒に行った友達に言わせるとここの仕立ては全然違うそうです。
私は、はじめての着物をなか志まやで作ったので仕立ては一衣舎。
それまで着物を着たことなかったので、着物ってこういうものだと思っていたのですが、最初からとってもいいものにふれていたんですね。ラッキー。
すごく気持ちがいい空気の流れる展示会でした。
これからの季節にぴったりの、涼しげで凛とした感じの反物が静かに並んでました。
着物っていまだに組み合わせがよくわかってないけど、「自分の好きな洋服の感覚でいいんだよ」ってこの間お会いした方に言われて、そういう目で眺めると自分の好きなものもはっきりしてきた感じ。
半衿は絶対白っていう友人たちが一目惚れした、ジャガード織で地模様を出した綿絹半衿を私も購入。
同じ白でも模様や素材・織り方で全然雰囲気が違うんですね。
こういうぱっと見ただけではわからないさりげないおしゃれ、好きです。
友人二人は着物姿。私も早く自分で着られるようにならなくては。
会場には派手ではないのにダイナミックでアバンギャルドな雰囲気を感じられるお花が、ところどころに生けてありました。
華道の家元が生けられたそれらのお花は、一目見て大好きだなあと思いました。
そんなみんなで記念撮影。後ろに竹と布と菖蒲、よかったなあ。
主な仕事はTAIKO MATSUO ART-WORKSで見られます
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