イラストレーター/アーティスト松尾たいこの 日々のこと・映画・本・旅など


by taikoma
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越後妻有アートトリエンナーレへ

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ここは、【家の記憶】。不思議にあたたかいような懐かしいような。

三年に一度の越後妻有アートトリエンナーレ
ずいぶん前、ジェームズ・タレルの光の館に泊まって以来の新潟です。

どのぐらいの範囲と規模なのかサイトを見てもよくわからなかったので、とりあえずは「松代エリア」で、ガイドブックと地図を買う。(今回は東京から車で行きました。作品は本当にいろんなところに点在してるので、車でも大変です。)
このエリアでよかったのは【蓬平/いけばなの家】。
集落の空き家に部屋ごとにダイナミックにお花を生けてあって、薔薇と竹のある凛としたお部屋が好きでした。

でも早々に「松之山エリア」へ。
【家の記憶】は、家屋いっぱいに黒い糸が蜘蛛の巣みたいに張り巡らされていて、住民の家具や衣類などが編み込まれています。
光が差し込むととても不思議な空間。
次に見たのは【目を凝らし耳を澄ます】。
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本当は、別のものをみる予定だったのですが、ちょうど団体バスが止まってたので、こっちへ。
「鏡が池」の周りに、住民たちの道具を模したものをポツンポツンと置いてて、そこにはメッセージがいろいろ彫ってあります。
他に誰もいなくって気持ちのいい自然がいっぱいの森の中で小さなお弁当箱とか硯を見つける楽しみと、そこに書いてある言葉にぐっときました。

もう一個よかったのが、【最後の教室】。
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廃校になった小学校を丸ごと使った作品。
真っ暗闇に見える体育館には藁が敷き詰められています。なんか獣臭い感じ。
目が慣れてくるとそのまま薄暗い奥の校舎へ。
廊下には鏡があったり、送風口からオレンジの光が途切れ途切れに見えたり、「ダンダンダン!」と大きな音だけが響く部屋とか、白いカーテンの上にアクリルの透明ケース(等身大ぐらい)がずらりと並んでる部屋があったり。
夜の学校の怖さをそのまま形にしたみたいで、ちょっと悪夢の中を歩いているようでした。
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今日の宿は、龍言
越後の庄屋や豪農の館を移築した建物で渋くて趣があります。かなり好み。
泊まったのは、年末に将棋の竜王戦を行うお部屋だそうです。
4000坪の大庭園が見渡せて、18畳+ベランダがグルリとついていてすごく開放的。
旅館には露天風呂も三つあり、貸し切り露天風呂は普通の旅館の露天風呂ぐらい巨大でした。
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お食事はすべてお部屋に運んで下さいます。
なので浴衣に着替えてのんびりくつろげるし、お料理も薄味で美味しかったです。
鰊味噌・冷やしのっぺ・早採り松茸と鱧蒸しなど。
南魚沼産コシヒカリはさすがのうまさ!


9/18~個展紫野行き標野行きはじまります。みなさん来て下さいね!
公式サイトTAIKO MATSUO ART-WORKS
by taikoma | 2009-08-20 23:58 |