金沢らしい老舗旅館 浅田屋
2011年 03月 01日
そういえば金沢に泊まったこと無いなと、決めた宿は浅田屋。
せっかくだから金沢っぽい老舗に泊まってみたくって。
クチコミを見ると、お料理も美味しそうだったし。
行ってみると金沢駅のすぐ近く。
こんなにぎやかな場所に?って探したら、いきなりそこだけ趣のある旅館が現れた!
ちょっと京都の俵屋みたいなシチュエーションかな。
最初は、お部屋担当の和服姿の方のキリッとした雰囲気に圧倒されてしまい、なんだか居心地悪い気がしたけど、慣れてくると緊張も溶けてすばらしいサービスに心からのんびりできた。
老舗ならではの、細やかな気配りや心遣いはすばらしいなあと思う。
干口子のコンロ焼,のど黒塩焼き,治部煮など。
干口子は、能登産の最高級珍味なんだって。
そして普通は一枚250gぐらいなんだけど、浅田屋では特別に450gぐらいで作ってもらってるから分厚いらしい。
たぶん、干口子を食べるのは二度目で、もっと強烈な味だった気がしてたけど、ここのはふんわりしててやさしい甘みがあって、日本酒がグイグイすすむー。
旅館の目の前が、近江町市場だったので案内図(オススメのお店に印を付けて下さったもの)を持ってお出かけ。
市場って、ブラブラ見てるだけでも楽しいね。
慶応3年(1867年)の創業で伝統的な数寄屋造りの建物。
けっして豪華でないし温泉があるわけでもないけれど、たった5部屋しかない旅館をずっと続けているのって、やっぱりそれだけ多くの人に愛されてるんだろうな。
帰るときも、みなさんでお見送りしてくださって。
こういう伝統的で素晴らしい宿は、ずっと続いてほしい。
そのためには私自身もそういうものをちゃんと見つけて利用して行きたい!と強く思ったよ。
次は最初からそんなに緊張しないで、すぐにくつろげそう。
金沢21世紀美術館もすぐ近くだし、また泊まりたいなっ。
インテリアにぴったりの犬プリントパネルはいかがでしょうか?
Facebook松尾たいこファンページ登録してね。(「うちのSさんが作った毎日のごはん」を載せてます)
Twitterやってます
公式サイトTAIKO MATSUO ART-WORKS
私の記事が見られたり作品販売などしているサイトの紹介ページ