イラストレーター/アーティスト松尾たいこの 日々のこと・映画・本・旅など


by taikoma
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

ねぎらう会

ねぎらう会_b0166144_12104950.jpg
お世話になった編集者さんの会に行ってきました。
定年で某出版社を辞めて、その後新たに別の出版社に入られるらしい。
「みんなにうっとうしいと言われても、まだ作りたい本がたくさんあるのでまだまだ編集者で居続けます。」(ちょっと違ったかも)みたいなコメントにちょっと感激。
お調子者っぽい方だったけど、本当にたくさんの方々がお祝いに駆けつけて、愛されてるんだなあと思った。
谷川俊太郎さんに詩を作ってもらってたのがうらやましい。
立食パーティってたいしておいしくないし、がっつくとかっこわるいと思ってたのに
お腹が空いて、ついついカレーをおかわりしてしまった。反省。

この本たちでお世話になったんでした。

ふりむく

江國 香織 / マガジンハウス

雉猫心中

井上 荒野 / マガジンハウス



松尾たいこ公式サイトはこちら
# by taikoma | 2009-03-16 23:03 | 日々のこと
DVDでパフューム-ある人殺しの物語-を観た。

パフューム ある人殺しの物語 プレミアム・エディション [DVD]

ギャガ・コミュニケーションズ

友達が、「爆睡した。」と言ってたのでずっと気になりながらも観てなかったのです。

感想は・・・おもしろい!
なんでもっと早く観なかったんだろう。

香りが人を魅了して人の感覚や考えまで変えてしまうなんてすごくおもしろい。
たしかに、いい香りって人を幸せにしますよね。

18世紀の本当にくさそうで汚そうなパリがリアルに再現されてて
そのダークで怪しい映像にも引き込まれる。
冒頭のほうはかなりグロテスクですけど・・・・
だけどその中にある音とか、うごめくものたちからもなにか香りを感じそうな気分になる。

主演のベン・ウィショーの純粋に究極の香りだけを求める姿がかなりはまり役。
女性のかぐわしい香りをうっとりと嗅いでいる彼は本当に幸せそう。

これは殺人鬼の話ということになるんだろうけど
結末も含めて、私にはおとぎ話のように感じらました。

長さをまったく感じさせない傑作だと思います。

監督は「ラン・ローラ・ラン」のトム・ティクヴァ。知らなかった!
「ラン・ローラ・ラン」はすごく好きな映画の1本。

ラン・ローラ・ラン [DVD]

ポニーキャニオン

勢いがあって音もよくて映像が刺激的でストーリーがおもしろい!
時々、無性に観たくなる映画です。


松尾たいこ公式サイトはこちら
# by taikoma | 2009-03-16 13:21 | 映画