遺伝子のルーツ
2009年 04月 21日
口に入れるとふんわりと皮の香りが。黒豆プリンと抹茶どら焼きも大好き。
以前、フィガロジャポンにも紹介させていただきましたが、小さくてシンプルなお店をとても穏やかで丁寧なご夫婦が営まれています。お菓子の味そのままって感じ。
ところで、先日ナショナルジオグラフィックのGENOGRAPHIC PROJECTに参加しました。
DNAサンプルを送付(口の内側を歯ブラシみたいなのでこする)すると、自分の遺伝学上の祖先がわかって、遠い祖先がたどった遺伝学的な旅や実際にこの地球上を移動したルートなどについて知ることができるという、びっくりなものです。
今日、一ヶ月ぐらいかかって送られてきたID番号を入力してこちらで結果を見ました。
人類は全て最初はアフリカから移動していったらしいのですが、うちのSさんはアフリカから日本やチベットに広がっていった遺伝子。日本人男性の40%がこの遺伝子だそうです。
驚いたのは、私の結果。
東アフリカから出発してサハラ砂漠を通り、数万年かけてユーラシア大陸西部のたくさんの民族に分かれていった遺伝子だそうです。
初期は、地中海東岸地域と西アジアでネアンデルタール人と暮らしていたらしいです。
中近東に数千年住んだ後、ユーラシア大陸の大平原をいろんな方向へ移住していって、北に行った人は北東ヨーロッパやバルカン半島へ、その他トルコや地中海東に多いけど、地球上のあちこちに広がっているそうです。
ルートを見ると、全然日本を旅していないのに、どうして私は日本にいるんだろうと考えたら不思議だし、世界中に同じ遺伝子を持った人がいると思うとわくわくします。
主な仕事はTAIKO MATSUO ART-WORKSで見られます
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