早めの夏休み!イタリア(主にシチリア)旅(7)〜旅を終えて
2011年 06月 28日
★気候★
6月はイタリアに行くにはとてもいい時期だと思う。
最高気温は27℃ぐらいだけど湿度が低いのでカラッとしてる。
ほぼ快晴で夜9時過ぎまで明るい。
★レストラン★
お昼は12:30〜で夜は19:30ぐらいから。
バカンスシーズンにはまだ早かったせいか、人気で並んだ!と聞いてたお店も余裕で座れたし、私たちは早めの時間に行ったのでテラス席などいい席を取れた。
★イタリアの人たち★
男女とも結構日本人っぽい体型の人が多かったけど、とにかく姿勢がいい。
中年以降の男性が日本よりおしゃれ。(特に眼鏡と靴が)
はげるといさぎよく坊主頭。
ジャケットの前を開けてズボンのポケットに手を入れているだけで様になるのがすごいなあ。
イタリアってお店は暗いし、トイレは壊れてるし、横断歩道のラインも消えてるしっ。
道路には信号は少ないし、結構勝手に道路を渡る人も多いけど、なんとなくアイコンタクトで問題なし。
ルールというよりもマナーがちゃんとしてる。
コミュニケーション取らないと全てがうまく廻らないので、ちゃんと相手の顔を見てる感じ。
日本はシステムとかルールがきちんとしてるから、相手を思いやるよりはルールに従って暮らしていれば何の問題もないから、そのぶん周りを思いやってなくて勝手に生きてる感じ。
日本は何でも整ってて過保護だなと感じた。
★そしていろいろ考えた★
シチリアは古代はギリシア人がいっぱい来てその後ローマ帝国に征服されたりアラブ人来たりノルマン人来たりスペインの傘下になったり、すごい歴史を持ってる。
ギリシャ時代の土台が残っててその上にキリスト教会を建てたり。
ローマなんて、もちろん遺跡だらけ!
日本にはここまで古い歴史はないし、形として残っている建物も少ないけど、誇れる文化や伝統はたくさんあって、日本人独特の考え方や人生観,美意識があって、すばらしい芸術もある。
そういう揺るぎない土台は昔からあって、ただこの何十年かは自信をなくしちゃったりして、その上に不要なものや無駄なものもたくさん乗っかってたんじゃないかな。
そし今まではなんとなくぼんやりしてても生きていけたけど、これからはというか今ってそれぞれが自分で真剣に日本の将来を考え始めたりしてるから、そこにまた新たな価値観やすばらしいものが生まれるんじゃないかなあとそういうことをとっても感じたのだった。
日本がとっても楽しみになってきたな。
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2011.4.22〜5.29までの個展TaikoMatsuo_Layeredの様子(動画)
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